環境は以下の通り。
- Windows10Pro + Hyper-v
- Ubuntu Desktop 18.04.2
Ubuntuにはデスクトップ版とサーバ版があるが、開発に使用するのでここではデスクトップ版をインストールする。
あらかじめUbuntuのイメージファイルをダウンロードページからダウンロードしておく。
また、Hyper-vをインストールし外部に接続できる仮想スイッチを作成しておく。
あらかじめUbuntuのイメージファイルをダウンロードページからダウンロードしておく。
また、Hyper-vをインストールし外部に接続できる仮想スイッチを作成しておく。
仮想マシンの作成
1.Hyper-vで仮想マシンを新規に作成する。
3.仮想マシンの名前を入力する。
4.世代は第1世代を選択。第2世代だとインストーラが起動しない。
5.メモリを選択する。4096MBあればとりあえず起動する。
6.ネットワークの設定。あとでソフトをインストールするのにネットワーク接続が必要なので、外部に接続できる仮想スイッチを選択する。
7.ハードディスクの容量を指定する。とりあえず40GBで作成する。インストール後の仮想ディスクのサイズを確認したところ8GBほどだったので30GBくらいでもインストールできるかもしれない。
8.ubuntuのイメージファイルを指定する。
9.作成した仮想マシンを選択し右クリックして設定を開く。
10.プロセッサを選択し、仮想プロセッサの数を指定する。デフォルトだと1で遅いので、CPUのコア数に合わせた数を指定する。
11.設定が完了したら仮想マシンを起動する。仮想マシンをダブルクリックすると仮想マシンと接続した画面が開かれる。
Ubuntu Desktopのインストール
1.言語を選択しInstall Ubuntuをクリックする。日本語も選択できるがメッセージが微妙な日本語になるので英語でインストールする。2.キーボードを選択する。普通の日本語キーボードを使用しているならJapaneseを選択する。
3.そのままNext
4.ディスクを消去するかの警告。問題なければここもNext
5.タイムゾーンの選択。Tokyoを選択する。
6.初期ユーザーを作成する。このあとインストールが始まる。
7.インストールが完了すると再起動のメッセージが表示される。
8.再起動してログインできたら完了。
解像度の設定
Hyper-vにインストールすると画面サイズが微妙なサイズで固定されてしまう。
変更するには設定ファイルの変更が必要である。
1.Terminalを起動する。左下のボタンからアプリケーションの一覧を開き、次のページにあるTerminalを起動する。
2.Terminalで以下の順に実行する。
sudo su - #管理者権限に切り替える。
vi /etc/default/grub #設定ファイルをviで開く。
3.grub設定ファイルを修正する。GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTの行の最後を修正しhyperv_fb:1280x720を追加する。追加する項目は『"hyperv_fb" + セミコロン + 横の解像度 + "x" + 縦の解像度』となる。前の項目とは半角スペースで区切る。
4.Terminalで以下の順に実行し仮想マシンを再起動する。
update-grub #設定ファイルを反映する。
reboot #再起動する。
日本語IMEのインストール
英語でインストールするとIMEがインストールされないので追加する。
1.アプリケーションの一覧からSettingsを開きRegion&Languageを選択する。
2.Manage Install Languagesをクリックすると言語サポートがインストールされていないと表示されるので、インストールを行う。
インストールが完了したら再起動する。
3.再起動後にもう一度Region&Languageを開き、Input Sourcesの『+』をクリックする。
4.言語の種類でJapaneseを選択する。
5.Japanese (Mozc)を選択してAddをクリックする。
6.IMEを追加したら、Japanese (Mozc)を選択し『^』を押して優先度を上にする。
IMEのオン/オフは半角/全角キーで切り替えられる。